【最先端ビジネス】
錦鯉を常時2万匹養殖し一般に販売
松阪の「篠田山養鯉場」
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松阪市山室町の篠田山養鯉場(谷口靖廣代表)は、同所の展示用養殖池のほか明和町、大台町、勢和村、松阪市蛸路町に計六町歩の養殖池があり、紅白、大正三色、銀鱗紅白などの錦鯉を常時二万匹養殖。「一般向けにこれだけの鯉を展示販売しているのは東海、関西地方ではここだけ。全国的に見ても珍しい」と谷口代表(61)は胸を張る。
「魚を釣るのが好きだったので、釣り堀を造ろうと思った」のが鯉を飼い始めたきっかけ。昭和四十年に池を掘って本格的に鯉の養殖を始めた。その際、親など周囲に反対されたが、四十三年ごろに鯉ブームが来て大成功した。
しかし、オイルショック後は低調で、特に若い人が鯉を飼わなくなっている。品種改良で鯉が弱くなったため、飼いはじめても病気になり、やめてしまう場合が多いのが鯉離れの一因という。
鯉を永く飼うには浄化槽を併設して水を循環する必要があり、設備に数十万円から百万円ほどかかる。このため同養鯉場では、浄化装置に使うバクテリア付きメッシュ(一`c二千円)も販売している。
「うちは最高級のものではなく千円から五万円の一般向けが主流。今は高いものは売れない。ほとんど県内の人が顧客で、なじみ客は千人ぐらいいる。経営は安定しているが、お客さんが高齢化してきて今後が心配」という。
また、人口採卵で一反の池に三〜五万匹育てても、良い色が出て売り物になるのは三十〜五十匹程度で効率の悪い仕事だ。しかし、鯉は同じ色の配色ものができないから楽しい。
営業時間は午前九時から午後五時まで。谷口さんは「一般の人向けの小売りもしており年中無休。気軽に立ち寄って欲しい」と話している。
問い合わせは同養鯉場=電話0598(29)1374=まで。
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【ユニバーサル食器開発
萬古業界 社会弱者用に工夫】
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四日市の地場産業である萬古製造業の若手経営者グループがこのほど、子どもや高齢者、障害者ら社会弱者にとって使いやすいように工夫したユニバーサル食器を開発、商品化した。
半磁器を主体に商品化したのは介護食器・幼児用食器として土鍋、マグカップ、パスタ皿、ボール、浅皿、仕切り皿など十数種類。土鍋のふたやマグカップの取っ手は、握らなくても手を差し込んで取れるように工夫。また土鍋の取っ手裏には手が滑らないようぼつぼつも付けてある。
カレー皿はスプーンですくいやすいように開口面を少し傾斜させ、最も深い側の縁を壁面のように施してある。そして裏面にはシリコンを塗って滑り止めしてある。
デザインにも新感覚を採り入れた。皿の形状は卵形にしてあるなど落ち着いた感じ。色合いもピンク、イエロー、ブルー、アイボリーの淡い色を中心にソフトな雰囲気を出している。商品は四日市市安島一丁目の「じばさん三重」=電話0593(53)8100=で扱っている。
このユニバーサル食器の開発は、三重北勢地域地場産業振興センター(じばさん三重)の十三年度新商品開発事業として実施。開発を担当した萬古メーカーの経営者らは、これまでにも陶製テーブルライト「白陶火」などを商品化してきた。
このメンバーは昨年度までの十年間、『異素材との複合化の研究開発事業』を取り組んできており、萬古業界の活性化を目指している。
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【子供向け新アトラクション
鈴鹿サーキットに登場】
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鈴鹿サーキット(深津賢輔社長)にこのほど、「ドリフトキッズレーサー」と「プートののりものけんきゅうじょ」の二種類の子ども向け新アトラクションが誕生。春休みに入り、連日の家族連れに早くも人気を呼んでいる。
これらアトラクションは同園内の“子どもが主役”をコンセプトにしたプレイエリア、コチラちゃんのプッチタウン内に「プッチサーキット」として登場。
レースをイメージしたカラフルな配色のマシンを操り、レース感覚を体感できる「ドリフトキッズレーサー」は、マシン後部が簡単に横すべり(ドリフト)するようになっていて、車をコントロールし、自分で操る楽しさが子どもでも十分に味わえる。また、五台のマシンで競争することもでき、自立心や競争心などを自然に養うことにもなるという。料金は一人三百円。乗車定員は二人。小学一年生から一人で運転できる。中学生以上の同乗者がいれば、三歳から運転が可能。
「プートののりものけんきゅうじょ」はタイヤ、サスペンション、ハンドル、モーター、シートなど実際に自分が乗るカートの部品を組み立てて自分で走らせるという今までにない趣向のアトラクション。ものづくりの楽しさ、想像力を高め、親子で仲間同士で興味や感動を実体験できる。
料金は一台で千円(一台に五人まで参加可能)。対象年齢は小学一年生以上。三歳以上は中学生以上の同伴で参加可能。
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【津営業所を開設
三重名鉄タクシー】
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三重名鉄タクシー(本社・松阪市末広町、森本臣紀社長)はこのほど、津市上弁財町津興に津営業所=写真=を開設、三月一日から営業を開始した。
同社はこれまで松阪、伊勢、鳥羽、二見、磯部、鵜方に営業所があり、津は七個所目。「県庁所在地の津に進出するのが念願だった」(吉田洋専務)。
同営業所には十五台のタクシーを配車し、このうち五台が小型車。津地区にはこれまで約百六十台のタクシーがある中、小型車は二台だけだったが、「この時世だから安い料金が喜ばれる」と見込んで増加した。
また、吉田専務は「運転手の接客態度は名鉄本社で研修しお客様本意のサービスに徹したい。津地区は『流し』が少ないので『流し』も行って新規の顧客を獲得していきたい」と話している。
同営業所=電話059(221)2277=まで。
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