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| ▲慎重に転写紙を貼り付ける作業=津市芸濃町で |
色とりどりの絵柄を磁器に転写するポーセラーツを体験。想像力をフルに働かせ、自分だけのオリジナル食器を作る楽しい時間を過ごした。 (ライター・小山玲子)
ポーセラーツの教室を自宅で開いている津市芸濃町の駒田良子さん(28)を友人と訪れた。
見本となるような数々の皿やコップを見せてもらい、そのすばらしさに感嘆の声が上がる。
それに一歩でも近づく良いものを作ろうと、数十種類の白い磁器の中から、私は茶碗、友人はティーポットを選んだ。
次に転写紙といって、シールのようなものの絵柄を選ぶ。膨大な数の中から自分の好きなものを探す。宝探しのようで一番ワクワクする時間。あれこれ想像力をめぐらせて考えた結果、今回は「木の実」をテーマに決定。始めるまでは、花柄だけをイメージしていたが、クマや恐竜・数字や英字・和風の柄などもありおもしろい。
ポーセラーツという言葉の語源は、「磁器・ポーセリン」と「芸術・アート」を足したもので、まさに「アート」の世界を実感できる。
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| ▲完成した作品 |
転写紙を決めたら、その柄の周囲をハサミで切り、出来上がりをイメージして実際に配置してみる。その後、選んだ磁器の汚れを落とすためにティッシュにアルコールを含ませたもので奇麗に全体を拭く。
さて、ここからは慎重に。転写紙は、白い紙の上に透明シールがくっついているようなもので、それを水にさらすとのりが溶けて透明シール部分がうっすらはがれてくる。その状態のままピンセットでつまんで磁器の上に持っていき、貼りたい箇所に仮置きする。
指先で透明シールをずらしているすきに、ピンセットで白い紙を取り除く。細かい作業なので手が震えてくる。
デザインが出来上がってくると達成感があってうれしく、我ながら「このデザインにして正解だった」と感じる瞬間。
ここまでが個々の作業となり、あとは「焼成釜」と呼ばれる電気の炉で800度6時間ほどかけて焼く。その後半日ほど冷ますと完成。
自分がデザインしたオリジナル食器を手に取れば、感激もひとしおだ。
出産祝いや誕生日祝いにおすすめ。値段は材料込みで茶碗が2300円、ティーポットが3千円。
なお、駒田さんは出張教室も行っている。
問い合わせは駒田良子さんTEL059・265・4900まで。 |